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自転車で宙返り

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 えっ?と思った瞬間に飛んだ。

何が起きたか分からないまま、
気がついたら、まぶしい太陽が見えて、
アスファルトに背中が着いていた。

近所の郵便局に自転車で行く途中だった。

とりあえず体を起こし、
「離陸地点」まで戻って、道路を見ると、
道路を横断するU字溝の
グレーチングとグレーチングの間に、
わずかな隙間があった。
この隙間に前輪ががっちりハマったらしい。
5mmずれたらハマらなかったくらい
ぴったりの隙間だった。

通り掛かりの人たちが「大丈夫ですか」と
声をかけてくれたので、かなり派手だったらしい。
恥ずかしかった。
礼を言って、転がった自転車を起こし、
再び自転車を走らせようとしたら、
前輪はパンクし空気がすっかり抜けていた。

左の肩から落ちたらしく、多少の痛みがあったが、
運良く、特に擦りむいたところも無かった。

自転車を押しながら、
ころんで地面に横たわるなんて、
何年ぶりだろうと思った。
子供の頃は訳もなく走り回ったりするから
転んだり落ちたりすることは、
日常茶飯事だったが、
大人になってからは、飛んだりはねたり
することもなく、激しくからだを動かさないので、
転ぶような状況にならない。

飛んだり、はねたり、駆け回るといった、
忘れかけていた体の感覚が、
打撲の痛みとともに、
よみがえってきたようで、
なつかしく、照れ臭く、おかしくて、
心で笑った。


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