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Kawaii

Pink

 “かっこいい”モノが少なくなってきた。

十代の頃には、
何が“かっこよく”て、何が“ダサい”かが、
行動を決定し、指向を決めた。

本当にかっこいいのは何なのか、
どういうことがかっこいいのか、
それがモノの価値の中心にあった。

しかし、いつの頃からか、
“かっこいい”という価値の中に、
照れ臭さというか、ちょっとした
野暮ったさが入るようになる。

かっこいいスポーツカーは、
どんなに高性能で、希少なクルマであっても、
プリウスの前では、その価値が急速にしぼんでくる。

子供の頃、
大人がすべてを悟ったように、
たばこを燻らす姿にあこがれたが、
いま、隅っこの方で小さくなって、
たばこを吸っている姿に、
大人のかっこよさはない。

今の世の中では、
ダンディズムやハードボイルドなんて、
ぷっと吹き出してしまうほど、
陳腐なモノになってる。

街には“かっこいい”モノの代わりに、
「かわいい」モノが溢れるようになった。

「かわいい」モノを排除するつもりは全く無いが、
「かわいい」という価値基準が、
“かっこいい”を侵食してしまった気がする。


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