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古端渓

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 端渓はとは中国の広東省肇慶市の川の名前で、
唐の時代にその川の東側から採れた石を、
「端渓石」と呼び、硯の材料にしていたそうです。

その後、端渓渓谷周辺の旧端州の地域で、
採れた石を使った硯を「端渓」とか「端渓硯」と
呼ぶようになったと聞きました。
端渓といっても現在では、
もう質の良い石は採れず、
写真の硯も100年以上前のモノだそうです。

硯を鑑賞する風習は 宋の時代(紀元960-1279年)には
すでに行われていて、中国では美術工芸品としても、
名硯は高い地位を確保しているようです。

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(昔のラーメン丼のような模様)

硯を鑑賞することは、
どこかで聞いたことはありましたが、
特に興味もわきませんでしたし、
わざわざ名硯を見に行こうとも
思いませんでした。
しかし、いろいろ見ていくうちに、
硯という道具の中に、
小宇宙を作り込んでいった。
当時の人々のセンスに、
感銘を受けました。


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