Lavi.log

痒くて眠い

 明け方、耳元で何かがささやいた、
ような気がした。

それが何者なのか、
目をつむったまま、
どこか遠くにある脳で考える。

はっと気がつき目を開いた。
窓はいくらか明るくなっている。

蚊だ!
蚊の羽音だ。

重い体を起こす。

よろよろしながら、
べープを探すが見つからない。

何とか蚊取り線香を見つけ出し、
火をつけようとした。

右手の中指に違和感を感じた。
しっかり刺されていた。

痒い!どんどん意識が覚醒してゆくと、
中指の皮を剥ぎ取ってしまいたい位、かゆい。

眠たいのにかゆい。
かゆいから眠れない。

TVをつけてみる。
参院選挙の特番がまだ続いている。
そんな事はどうでもいい。

蚊に刺された指を、
もんだり、つねったりする。
それでもかゆい。

かゆい、かゆい、かゆい。
ねむい、ねむい、ねむい。

あ〜もし、この痒ささえ無ければ、
一滴の血液くらいご馳走するのに。


Categorised as: 未分類


Comments are closed.